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语言:日语:ep145_n2_日本人のストレートじゃない愛情表現_とっても間接的です

Ep145 【N2~】 日本人のストレートじゃない愛情表現。とっても間接的です。

Apple Podcast

报告生成时间:2025/10/05


文本

日本語教師の山室。日本語教師のきび。みなさん、こんにちは。

日本語教師の山室です。日本語教師のきびです。今日のテーマは、日本人のストレートじゃない愛情表現。とっても間接的です。

最近さ、あるテレビCMを見て、「わあ、これは日本人の愛情表現だ」って思ったものがあるんだけど、それを――ちょっとYouTubeにもあったからね、リンクを貼っておくから、リスナーさんもぜひ見てほしいんだけど――反抗期の娘と父親の動画です。

じゃあ、CMに反抗期の娘と父親が出てくるのね。 そうそうそう。で、なんか娘はね、14歳、15歳、16歳ぐらい。で、ちょっと反抗期。お父さんのことがすごく嫌いだったんですよ。嫌いになったわけじゃないんだけど、最近ちょっとお父さんと上手に話せない。 あー、なるほど。素直になれない感じだね。 そうそうそうそう。で、お父さんも、そんな娘の様子を見て、どんな会話をしたらいいかわからない。 ほうほうほうほうほう。で、すれ違う2人。よくある日本の親子関係だね。 そうそうそうそう。だから、お父さんと娘は、ずっとお母さんを通して会話してるのよ。 あははは。なるほど。はいはいはい。

で、でも、そのお父さんは、会話をしない代わりに、勉強を頑張ってる娘のために、夜、おむすびを作るっていうシーンがあって。 あー、なるほど。で、娘は、おむすびを最初はお母さんが作ってたって思ってたんだけど、実はお父さんが作ってたっていうのを知って、久しぶりにお父さんとキッチンで会話をする。うん。お茶漬けのCMです。 温かい家族のCMだね。 そうそうそうそう。で、これを見て、「これだ!」って思ったんだよね。日本のお父さんの愛情表現はこれだって思って。 あー、なるほど。はっきり「愛してるよ」とか「大好きだよ」とか言わないんだよね、日本のお父さんって。お父さんが娘に対して。 そうそうそうそう。最近はね、違うかもしれないんだけど。 うんうん。お父さんって、ストレートに娘に対して「愛してるよ」とか言わないけど、でも、娘を大切に思っているからこそする、何かアクションがあるんだよね。 うんうんうんうんうん。で、それを、私たちも子供の時から受けているはずなんだけど、子供だったからね、あんまり気がついてなかったんだよね。 うんうんうんうんうん。

で、日本人の愛情表現って、すっごいこう、わかりにくくて、はっきり言わないって――よくね、海外の人から言われるんだけど。 そうだね。例えば、友達に対しても、家族に対しても、パートナーに対しても。 うん。そうだよね。ハグもしないし、キスもしないし。 まあまあまあ。する人もいるけどね、もちろんね。 いるけどね。比べるとっていう話だよね。 そうそうそうそう。外国人から見ると、ちょっとわかりにくいのかもしれないんだけど、うん。でも、よく考えると、「これは私たちが愛情があるから相手にしているアクションだ」みたいなのがいくつかあって、それを今日は話したいなと思っています。 あー、じゃあ、その、日本人の愛情表現とか、どうして直接ストレートに言わないのか、みたいなことをじゃあちょっと今日は話す。 うんうん、そういうことです。うん。はい。では、いってみましょう。 はーい。

言の葉一つ目のテーマは、家族の間での愛情表現。きびとやまむの場合です。 はい。じゃあ、まず、やまむの家族の中での愛情表現をちょっと教えてほしいんだけど、うんうんうん。やまむは家族に対してどんな愛情表現をしてる? 私はね、今離れて暮らしているんだけど、うんうんうん。私はアパートで一人暮らしをしていて、うんうんうん。で、1ヶ月に1回ぐらい実家に帰るんだけど、その時にいつもちょっと高い果物を買って帰る。 おー、なるほど。 自分ではなかなか買えないし、両親も多分なかなか買わないような旬の果物を買って帰って、で、一緒に食べるっていうのをしてる。 あー。でもストレートじゃない?それは結構。 これはでもそうね、ストレートだね。うん。でも、「はっきり一緒に食べたいから買って帰った」とかは言わない。 あー。「お母さんが好きだからイチゴ買って帰ったよー」とか。 とかは言わない。そういうのではなく。 ではなくて。「これ美味しかったから一緒に食べよう」みたいな。 あー、そうそうそう。いや、もうそこまでも言わないかもしれない。もうただ、ただただ「桃買って帰ったよ」とか「ぶどう買って帰ったよ」とか言うだけ。 つまり一緒に食べよう、みたいなね。 そうそうそうそう。でもこれも、まあ両親に喜んでもらいたいとか、一緒に美味しいものを食べたいっていう気持ちがあるかな。 じゃあその時に「いつもありがとう」とかそういう言葉はないんだね。 言った方がいいんだけどね。ないですね。ないですね。

で、あと、思い返してみると、お父さんから私への愛情表現のエピソードが一つあって、うん。私の実家の部屋のベッドが壊れていたんだけど、うんうん。そのベッドを私がいない間に直してくれていたっていうエピソードがあって、うんうんうん。でもこれも、私がお父さんに「直して」って頼んだわけじゃなくって、雑談してる時にお父さんに「ちょっとベッド壊れてて寝にくいんだよね」って私が言ったことを、お父さんが覚えてて、私が旅行に行っている間に直してくれてたんだよね。 うん。あー。じゃあ知らない間に。 そう、知らない間に。うん。それもお父さんは自分から「ベッド直しておいたよ」とか言わないんだよね。 うんうんうんうん。で、私が夜ベッドで寝る時に、「あれ、ベッド直ってる」って気づいてから知る、みたいな。 あー。そうなんだ。で、「ありがとうお父さん大好きだよ」みたいな言葉は言わない。 言わない。言わない。 いや、「ありがとう」は言うよ。「ありがとう」。次の日、朝起きた時に、「え、ベッド直してくれた?」って聞いて、「あ、うん、直したよ」って。「あ、ありがとう」みたいな。「大好きだよ」までは言わない。 言わないでしょ。そんな……え、言ったことある?きびさん、お父さんに。「大好きだよ」って。 いや、ない。 ないよね。ちょっと覚えている限りないよね。お母さんにもお父さんにも言ったことがない。 子供の時は言ってたかな。 子供ってでも2歳とか? そうそうそうそう。ぐらいの時はあるかもしれないけどね。

前提に、その家族の間で「大好きだよ」とか「いつもありがとうね」とかっていうのを毎日言ったりとかしている家族じゃないっていうことが前提だよね。 あ、そうだね。そうそうそう。言っている家族もあるかもしれないけど、ちょっと私の周りにはそういう家族はいないね。残念ながら。 でも仲が悪いわけじゃないしね。 あ、そうそうそう。そこなんだよね。仲が悪くはない。

じゃあ、やまむのお母さんからのやまむに対する愛情表現はどんなものがある? なんか最近で言うとね、小麦を連れてきてくれたっていうのがあるんだけど、ちょっと小麦の話をしてもいいでしょうか。 あー、出たー。始まったー。ぶっこんできたね。はい、どうぞ。 いつだって狙っているからね。私が飼っている――私との愛情表現。はい、どうぞ。私と言うか、両親が飼っている白い柴犬がいるんだけど、名前は小麦って言うんだけどね。小麦はなかなか私と一緒に寝てくれないんだよね。ちょっとどうしてかわからないんだけどね。で、いつも夜寝るときに小麦が一緒に寝てくれないんだって私が文句を言っていたら、お母さんが小麦を私の部屋に連れてきてくれるんだよね。 ちょ、それの何が愛情表現なの? いや、いや。お母さんも小麦大好きなのよ。お母さんも小麦大好きで、一緒に小麦と寝たいって思ってるんだけど、なんだかんだお母さんは娘の私が喜ぶ顔を見たいんだろうなって思うんだよね。 あー。私が小麦と一緒に寝ている寝顔を見たいのかなって思って。 なるほど。そういうことか。広がらないな、話が。 でもそれはね、なんかすごい思った。いつもはなんかそんな私が喜ぶことをストレートにしてくれないのに、小麦を連れてきて、「ほら、ここで寝るんよ」って言ってドアを閉めていったから。 あー。小麦を譲ってくれるっていうことだね。 そうそうそう。譲ってくれましたっていうのが、すごい愛情表現だなって思った。 あー。そうかそうか。

きびさんが今、両親と離れて住んでいるけど、思い返してみて。お母さんから、お父さんからの愛情表現、なんかある? 私の家族も普段から「ありがとう」とか「大好きだよ」とか、そういうことを言い合わない家族なんだけど。 うんうんうんうん。 なんかこう、お母さんがしてくれて覚えていることは――まあもちろんね、いろいろしてくれているんだけど――その中でも間接的に愛情を感じたのは、うん。高校を卒業して、私、県外の大学に進学すること。うん。高校を卒業して、私、県外の大学に進学すること。うんうんうん。大学に進学する予定だったんだよね。うんうんうん。で、その、まあ県外で一人暮らしをする不安が結構あったり、高校生活の友人関係で結構そのとき悩んでいたんだけど、うんうんうん。

そのときに私を毎晩ドライブに連れて行ってくれたんだよね。 へー。テーラースイフトみたいだね。おしゃれだよね。 おしゃれだね。なんかそういう歌あるよね、テーラースイフトに。 うんうんうん。そう。カントリーソングみたいな。なんか、まあ軽なんだけどね。 軽ね。軽自動車。 はい。軽自動車のドライブなんだけどね。うんうんうん。で、まあその、別にドライブに行って、じゃあその、今悩んでることとか、これからの不安についてお互いに話すわけではなく、うんうん。ただドライブに行って、お母さんが自分の話とか、近所の話とか、仕事の話をずーっとしてくれるの。 あー。でもね、あるね。あった。そういう、私もそういうときあったわ。 で、私はただそれを「うんうん。あ、そっかー」って聞いているだけなんだけど、うん。なんか、そのとき私はすごく気分転換になって、うんうんうんうん。なんかこう、気分が良くなったんだけど、うんうんうん。多分お母さんは、私が悩んでいることとか、不安を感じていることはわかっていたと思う。 うんうんうん。でも、「じゃあドライブに一緒に行こうよ」って連れて行って、そう。うんうんうん。で、行って、「最近何か不安があるのー?」とか「どんな悩みー?」って聞いてくるんじゃなくって、うんうんうん。なんかこう、自分の話とかをして、ちょっと気を紛らわす、ちょっと寄り添う、っていう行動をとってくれたのが、そのときの反抗期の私にしては、すごくこう、大きな愛情表現だったなって思う。 はい。なるほどね。うん。ストレートに、なんか、「悩み聞くよー」とかっていうんじゃないけど、こう、行動で愛情を感じるっていうのはあるよね。

お父さんからはどんな愛情表現を受けた? お父さんはね、本当にすごくね、無口な人だから、何にも私のこと聞いてこないのよ。 へぇー。それこそこのCMと同じで、はぁー。お母さんから私について色々聞く、みたいな。 はははは。お母さんを通して、お互いの近況報告をしている。 そうそうそうそう。 へぇー。なんか「きびは、なんか、ここ、ここに就職するらしいよ」とか、そういう。「この大学行きたいらしいよ」とか。 そこまで? そう。 そうなんだ。昭和のお父さんだね、本当に。 そう。だから、仕事が順調なのかなーとか、子育てはどうなのかなーとか、最近どんなものが興味あるのかとか、休みの日何してるのかなーって、うん。お父さんは気になると思うんだけど、一切聞いてこないんだよね。 へぇー。大学受験の時も、勉強がどうなのかとかは一切聞いてこなかったんだけど、受験の当日に、お守りがね、縫ってある腹巻きを渡してくれて。 おぉ、すごい。お守りだけでもすごいのに、腹巻き渡してくれたんだ。すごいね。 そうそうそう。え?腹巻き?って思ったんだよ。腹巻き?って思ったけど。えぇーって思ったけど。 すごい、なんかあれだって、不器用な愛情表現だよね。腹巻き? しかも、なんかね、それもお母さんが言うんだけど、「腹巻きに縫ってあるお守りはお父さんがやったんよ」って。 お父さん、自分で言わないんだ。 そう。お父さんは、「んー」だけ。すごいね。へぇー。 でも、その、お父さんは、そういう裁縫とかするタイプではないし、その、そんなことするタイプじゃないのに、受験の日寒いから体壊さないように、とか、受験がうまくいくように、っていう愛情表現を、その腹巻きとお守りに込めてくれたんだなっていう。 笑ってんじゃん。いい話なのに。 でもすごいね、そこでさ、お父さんの愛情が、ちゃんと愛情表現をしていたんだっていうのを全部感じられるエピソードだよね、これで。 そうだね。

これ、反対に、きびさんからお父さんお母さんへの愛情表現はどんなことがある? お父さんとお母さんも、ちょっと体調が悪いとか病気の時に「大丈夫?」とか「この薬飲んだらいいよ」っていうのは――ちょっと私恥ずかしいからそれを言えなくて――代わりにLINEで「この薬がいいよ」とか「こういう運動をしたらこの病気良くなるよ」っていうネット記事を送る。 笑。すっごい間接的。 笑。それリンクだけ送るの? リンクだけ送る。 「お大事に」とかもなし? 言葉はなし。リンクだけ。 もうあれだよね、メールマガジンだよね。 そうそう、きびからのメールマガジン。 そうそう。なんだ、すごい。私から見てもびっくりだけど、「体に気をつけてね」って一言が恥ずかしくて言えないんだよね。 いや、まあまあ、わかるわかる。だから私にとっての「体に気をつけてね。長生きしてね」っていうメッセージが、そのネット記事のリンク。そこに込められてるんだね。 そう。これはわかりにくいな。 でも、こんな感じだよね、日本人の家族の間の愛情表現って。 そうだね、そうだね。なんかその人に直接言葉を伝えるというよりも、いない間に何かをするとか。 そうそうそうそう。そういう方が、なんかちょっとあるかもしれない。逃げてしまうというか。 まあそうだね。直接伝えるのがいいっていうのはわかっているんだけどね。 うん、そうなんだよね。それ、すごい多いと思う。

コトノハ2つ目のテーマが「言葉より行動」です。 はい。きびさんは、もし家族やご両親から「愛してるよ」「好きだよ」って言われたらどう思う? 「なんか病気なの?どうしたの?」ってなる。 いや本当だよね。「死ぬの?」みたいな。「気持ち悪い、なんかドッキリ?」みたいな。 あー、ドッキリ。そうね、確かに。それ言わないと死ぬの?みたいなのとか、あと、「それで人生終わりだから言っておきたい」みたいな、そんな感じに聞こえるよね。 うん。やまむも同じ? 同じ。ちょっと困るかもしれない。リアクションに困る。

両親はそうだけど、例えば――私、兄弟いないからわからないんだけど――例えばやまむはお兄ちゃんが二人いるでしょ? うんうん。 お兄ちゃんがやまむに対して、妹だからね、「可愛いね」とか「好きだよ」とか、そういうのは言わないの? 今まで言われたことないよ。言われたことないし、もしお兄ちゃんから「やまむ好きだよ」って言われたら「病院行く?」って言うかもしれない。「大丈夫?どっか悪いの?心が疲れた?」みたいな。 ちょっと想像できないね。なんか例えば誕生日の時に「愛する妹へ」みたいな、とかないの?プレゼントくれるときに。 ないないないないない。 でもちゃんとお兄ちゃんが私に愛情を持っているっていうのはわかるからね。お土産買ってきてくれたりとかさ、そういうのはするから。それはわかってるから、別に言葉で言わなくてもわかってるし。言葉で言う習慣がないから、いつもと違うことをして心配になる。 あー!そうかそうか。

きびさんはさ、結婚していてご主人がいるけど、ご主人に「好きだよ」って直接言う? 言わない。言わない。「おはよう、好きだよ」とかさ。 いや、言ったらもうジンマシン出ると思う。 ジンマシンとか。「電話して、電話を切るときに『じゃあね、好きだよ』とか」 いや、ないないないないない。 ないか。「早く帰ってきて」ぐらいだね。 でも、そうか。「早く帰ってきて」も一応愛情表現だよね。 夫に早く会いたいから「早く帰ってきて」っていうわけではなくて、「早く帰ってきて、子育てと家事に参加しろ」っていう意味。 あ、そうなんだ。そっかー。まあそうだよね。新婚だったらね、まあ言うかもしれない。付き合い立ての頃とか、結婚したばかりの夫婦だったら「行ってきます。今日も好きだよ」とか言うかもしれないけど、でも毎日は言わないよね。 1年に1回は言う? 「明けましておめでとう」みたいな?「今年も好きだよ。ではまた来年」みたいな。 そうそうそうそう。「じゃあまた来年」。それもあんまないかもね。それも言わないのかな。

でも今、結婚したら――結婚したら、娘さんはさ、だいぶ日本語がわかるようになってきてさ――娘さんには「大好きだよ」とか言うんじゃない? あ、言う言う言う言う。娘には言う。寝る前に毎晩言う。「大好きだよ」って。 あー。なんかやっぱ子供の時ってさ、直接ストレートの言葉が伝わりやすいからさ。子供の時は言うし、多分私たちも言われていたはずだよね。 多分ね。覚えてないけどね。 覚えてないけどね。これは多分ね、10歳とかになってきたら言わなくなるのかな。どうなんだろうね。 そうだね。最近の親子関係はわからないけど、少なくとも私たちの世代の親子関係の時は、中学生とかになったらもう言わないイメージ。 言わないね。小学生の時も言ってなかったかも。 覚えてないね。言ってないと思う。まあ、そういうもんだよね。

じゃあ「好きだよ」って言う言葉は言わないんだけど、じゃあ「好きだよ」の代わりにどんな言葉を言うのか。「好きだよ」の意味になるようなフレーズ。やまむ、なんか思いつく? 私ね、多分「その人のこういうところ、いいと思う」とか言ってると思う。例えば前付き合っていた恋人に対しては、「あなたの人の悪口を言わないところ、すごい良いと思う」とか。 つまり「好きだよ」っていうこと? そうそうそうそう。誰に対しても、「何か特別なところ、すごい私いいと思う」とか。 つまり「好きだよ」。 そうそう。「いいと思う」の代わりに「すごい好き」っていうこともあるかな。「人の悪口言わないところ、すごい好き」とか。 その「あなたが好きだよ」じゃなくって、「こういうところがいいと思う/好き」みたいな言い方はするかな。 きびさんは「好きだよ」の代わりに何を言ってる? なんか、持っているものを褒めたりするかな。 へー。例えば? 新しく髪を切っていたら、「新しい髪型、すごく似合っているね」。 あー、なるほどね。言うかもしれない。つまり、なんか「かっこいいね=好きだよ」みたいなイメージだよね。 あー、そうだね。確かにね。

なんか、私が「男性がよく言っているな」って思う「好きだよ」の代わりの言葉が、「あなたのことが大事」とか。 あー、はいはいはい。「来年も一緒に花火見ようね」とか。 あー、つまり「愛してるよ/好きだよ」みたいな。 そうそうそうそう。つまり「これからも一緒にいたい。愛してるよ、好きだよ」っていう意味なんだけど、そういう言い方してる男性多いと思う。 あー、そうだね。他にはさ、その「一緒にいてくれて嬉しいなー」とか「そばにいてくれて幸せだなー」とか。それも、つまり「好きだよ」っていう意味なんだよね。 でも、こういう言葉ってさ、大人になればなるほど、その言葉の深みがわかってくるんだけど、結構若い時、10代20代の時って「なんではっきり『好きだよ』って言ってくれないんだ」みたいなことで、結構喧嘩になりがちだと思う、日本人でも。 あー、そうだね。私も喧嘩になったことあるよ。「なんで言ってくんないの」。 まあでもね、なんかこう――男性、女性ももちろんそうだけど――男性も特にさ、恥ずかしくてさ、言えないんだよね、そういうことね。 そうなんだよね。だから「好きだよ」の代わりに「大事だよ」とか「来年もこれしようね」みたいなのを言っているんだけどね。それが時々、やっぱり日本人でも伝わらない時がある。 だから私の夫は、すごくなんか、あの「大事だよ」とか「愛してるよ」とかを言うタイプなんだけど。 あ、そうなんだ。 それをその、職場の旦那さんの職場の人は、すごく珍しいと思っているらしい。 珍しいと思うなぁ。それはどう? そうなの?きびさんはさ、「ただいま、好きだよ」って言われたらどう? あー、もう「分かったから早くカバン置いて皿洗って」って感じ。 ドライ。

じゃあ例えば、ご主人が家に帰ってきて――ただいま。今日何でもない日なんだけど――「花屋さんの前を通ったら君のことを思い出したから、この花を買ったんだ。どうぞ」って言ったら? 「ありがとう。でもこれより商品券」。 商品券が欲しかったなーって。 商品券?Amazonギフトカードとか? そうそうそうそう。現実的だ。家庭に還元してくれるものをね、欲しいよね。 ちょっと高い調味料とかね。 高い調味料。 そうだね、確かにね。お米とかね、今だったらね。 だってその花さ、飾ってさ、お水替えるの私でしょ。 確かに。そしてその後捨てるのも、きびさんだよね。 そうそう。 あー、でもやっぱ家族になってくるとさ、現実的な生活があるからさ。 そうだね。生活を滞りなくスムーズにするために協力してくれる家族の方がありがたいっていうのはあるよね。「好きだよ」とか「愛してるよ」とか言いながら、スマホを見ながらソファーで寝ているよりも。 そうそうそう。それを言えばいいっていうわけではなくて、「言葉を言えばいい」というわけではなくて、だったら私がお願いする前にいろいろなことをしてくれている方が、愛情を感じるかなっていう。 そうだね。そうなんだよね。「言われる前に私が考えていることを察してください」っていう――行き過ぎると喧嘩になるけど――でも、そういう気持ちは結構持っている人多いよね。 そうだね。やっぱりなんかこう「言葉を」っていうよりも「行動」とかを欲しいのかもしれないね。

だってさ、毎日「好きだよ」って言ってくる彼氏と、毎日「好きだよ」って言わないけど、例えば何かの記念日とかにいつも手紙をくれる彼氏って、どちらがいい? 手紙の方が嬉しいかもしれない。 そうか。毎日「好きだよ」って言われると、「おはよう」と同じくらいの感覚になっちゃうよね。逆に浮気してるのかなって心配になっちゃうかも。 そうだね、確かにね。難しいわ。 難しいね。日本人と付き合っているリスナーさんは、このエピソードを聞いて、ちょっといろいろ考えてほしいね。 そうだね。なんかちょっと教えてほしいね。「どういう愛情表現なのか」とか、それに対してどう思うのかっていうの。 そうだね、確かに。うん。

今日は、日本人のストレートじゃない間接的な愛情表現について話しました。 はい。言葉でストレートに愛情表現をする国の人から見ると、日本人の愛情表現って「わかりにくいなー」って思うだろうね。 そうだね。時々、日本人でも後から気づく時もあるからね。「これって愛情表現だったんだ」みたいな。「なんでちゃんと口にして言ってくれないの」って、きっと思うだろうね。 そうだね。でも、相手の行動に注目して、その時の気持ちを考えたら、「これって私に対する愛情表現なんだ」って気がつくことがあると思う。 そうだね。うん。待ち合わせの前にコーヒーを買っておいてくれるとかね。 そうそうそう。本当、そういう小さいことだよね。それはつまり「早く会いたかったよ」とか「君に会えて嬉しいよ」っていう言葉なんだと思うんだけど。 そうなんだよね。それをストレートに言わないんだけど、それが、その行動が愛情表現なんだって気がついたら、すごく深みが増してくると思う。 そうだね。「わかりにくいなー」って思う。 そうだね。わかりにくいけどね。だから、日本人のパートナーがいるリスナーさんとか、日本人の友達がいるリスナーさんは、日本人の行動に注目してみてください。愛情が隠れていると思います。 そうですね。愛情探しをやってみてください。

单词

下面汇总了本期文本中较为“N2 及以上”难度、且在语境里有代表性的词语与表达。每条包含:读法、在本段语境中的意义;若词语较复杂,另给出例句(含中文译文);并补充其他常见义。

  1. 反抗期|はんこうき
  • 语境义:青春期的“叛逆期”。
  • 其他常见义:无特别延伸义,常指中学阶段情绪与亲子对立增多的时期。
  1. 間接的|かんせつてき
  • 语境义:不直接、含蓄的(如“間接的な愛情表現”)。
  • 其他常见义:用于评价因果、表述、证据等“非直接”的方式。
  1. 素直|すなお(ナ形)
  • 语境义:坦率、直爽(“素直になれない”=难以坦率)。
  • 其他常见义:性格不别扭、能如实接受他人意见。
  1. すれ違う|すれちがう
  • 语境义:比喻“彼此错过、心有隔阂”(“すれ違う二人”)。
  • 其他常见义:字面为“擦肩而过”。
  • 例句:忙しすぎて、最近夫婦の会話がすれ違っている。 (因为太忙,最近夫妻的沟通总是南辕北辙。)
  1. 愛情表現|あいじょうひょうげん
  • 语境义:表达爱意的方式(多为含蓄的行动)。
  • 其他常见义:泛指亲情、友情、爱情中的“表达”。
  1. 寄り添う|よりそう
  • 语境义:贴近、体察并陪伴(如“気持ちに寄り添う”)。
  • 其他常见义:物理上“靠拢”;抽象为“共情”。
  • 例句:相手の立場に寄り添って考える。 (设身处地地替对方着想。)
  1. 気を紛らわす|きをまぎらわす
  • 语境义:转移注意力、排遣情绪(母亲带去兜风让其“気を紛らわす”)。
  • 其他常见义:也作“気分を紛らわす”。
  • 例句:散歩して気を紛らわした。 (去散步散散心。)
  1. 近況報告|きんきょうほうこく
  • 语境义:互通近况(“お互いの近況報告”)。
  • 其他常见义:邮件/会议中的“进展更新”。
  1. 不器用|ぶきよう(ナ形)
  • 语境义:笨拙、不善于表达(如“不器用な愛情表現”)。
  • 其他常见义:手很笨、动手能力弱。
  • 例句:彼は不器用だが、仕事はまじめだ。 (他笨手笨脚,但工作踏实认真。)
  1. 込める|こめる
  • 语境义:把(感情等)注入、倾注(将爱意“込める”到行动里)。
  • 其他常见义:装填(子弹等;书面较少见)。
  • 例句:手紙に感謝の気持ちを込める。 (在信里倾注感激之情。)
  1. 察する|さっする
  • 语境义:体察、揣度、理解对方没说出口的心情(“察してください”一类)。
  • 其他常见义:也用于“推测局势、洞察气氛”。
  • 例句:表情から彼の本音を察した。 (从表情揣测出他的真心话。)
  1. 滞りなく|とどこおりなく(副)
  • 语境义:顺利地、毫无阻碍地(让家庭运转“滞りなくスムーズに”)。
  • 其他常见义:常与“進む・終える”等搭配。
  • 例句:会議は滞りなく終了した。 (会议顺利结束。)
  1. 還元|かんげん(名・サ变)
  • 语境义:回馈、把价值“还给”(把实惠“還元”到家庭)。
  • 其他常见义:化学中的“还原”;商业“积分返还”。
  • 例句:利益を地域に還元する。 (将利润回馈给社区。)
  1. 現実的|げんじつてき(ナ形)
  • 语境义:现实的、务实的(相比鲜花,更希望“现実的”回馈)。
  • 其他常见义:可行、切合现实(現実的な案)。
  1. 浮気|うわき(名・ナ形)
  • 语境义:出轨(“逆に浮気してるのかなって”)。
  • 其他常见义:轻浮、见异思迁(浮気な性格)。
  1. 文句(を言う)|もんく(をいう)
  • 语境义:抱怨、牢骚(“文句を言う”)。
  • 其他常见义:固定词句、歌词内容等(歌の文句)。
  • 例句:文句を言う前に自分でやってみる。 (抱怨之前先自己试试。)
  1. 譲る|ゆずる
  • 语境义:让给、割爱(把“小麦”让出来给女儿)。
  • 其他常见义:让步、转让(地位・所有权等)。
  • 例句:席をお年寄りに譲る。 (把座位让给老人。)
  1. 裁縫|さいほう
  • 语境义:缝纫(父亲“不是会做裁縫的类型”)。
  • 其他常见义:家政/手工领域常用名词。
  1. 縫う|ぬう
  • 语境义:缝(“お守りが縫ってある腹巻き”)。
  • 其他常见义:比喻“在人群中穿行”(人混みを縫う)。
  • 例句:破れたシャツを縫う。/人混みを縫うように歩く。 (把破衬衫缝起来。/像穿针引线般在人群中穿行。)
  1. 調味料|ちょうみりょう
  • 语境义:调味料、佐料(“高い調味料”比鲜花更实际)。
  • 其他常见义:烹饪常用词,含盐、酱油、味噌等。
  1. 前提|ぜんてい
  • 语境义:前提、共识背景(“不是每天彼此说‘喜欢/谢谢’的家庭”作为前提)。
  • 其他常见义:条件设定、逻辑学中的前提。
  • 例句:安全が確保されていることが前提だ。 (以确保安全为前提。)
  1. 注目(する)|ちゅうもく(する)
  • 语境义:关注、留意(“行動に注目してみてください”)。
  • 其他常见义:社会/市场的“受瞩目”。
  • 例句:新製品に注目が集まる。 (新产品备受关注。)
  1. 深み|ふかみ
  • 语境义:深度、厚度(“気づいたら愛情表現に深みが増す”)。
  • 其他常见义:味道/色彩/内容的“层次感”。
  • 例句:年齢を重ねるほど言葉に深みが出る。 (随着年龄增长,言语更有深度。)

—— 温馨提示:以上挑选以“抽象程度较高、口语里不直观、或带比喻/习惯搭配”的词为主;如需我把这些词做成 Anki/CSV 模板或补充假名标注+例句音节切分,告诉我即可。

语法

下面按「N3 及以上」且「日常常用」的标准,从文本里出现过/被频繁使用的语法整理要点。每条含:意义、语感、例句(1–2 个,附中文)、接续方式。

  1. ~って(引用/话题化)
  • 意义:口语的「说/听说/觉得」的引语标记;也可把整句当话题。
  • 语感:随意、口语,亲密场景常用。
  • 例句:

    • 日本人の愛情表現ってわかりにくいよね。/所谓日本人的爱意表达,是不是很难懂啊。
    • 母が「小麦を連れていくね」って言ってくれた。/妈妈说“把小麦带过去哦”。
  • 接续:句子/词+って(+言う/思う/聞く 等);名词+って(话题化)。
  1. ~んだ/のだ(解释说明)
  • 意义:给出背景、理由或强调说明。
  • 语感:柔和但带「解释给你听」的感觉;口语多用 んだ。
  • 例句:

    • 最近、父と上手に話せないんだ。/最近我跟爸爸说不好话呢。
    • 花より商品券がいいんだよね。/比起花,其实更想要礼品卡嘛。
  • 接续:普通形+んだ/のだ;名/ナ形+なんだ/なのだ。
  1. ~とか~とか(举例列举,非穷尽)
  • 意义:举若干例子,表示还有其它同类。
  • 语感:随口列举、范围松。
  • 例句:ハグとかキスとか、あまりしないよね。/拥抱、亲吻之类不太做吧。
  • 接续:名/动/形+とか+名/动/形+とか。
  1. ~し、~し(并列理由/补充信息)
  • 意义:给出多个理由/性质;有“还有别的”的含义。
  • 语感:语气平稳、客观。
  • 例句:恥ずかしいし、忙しいし、はっきり言えない。/又害羞又忙,所以难以直说。
  • 接续:動辞书形/い形+し;ナ形/名+だ+し。
  1. ~に対して(对象/相对)
  • 意义:对……;对于……采取某行为或态度。
  • 语感:书面偏多,客观指向。
  • 例句:父は娘に対して「愛してる」とは言わない。/父亲不对女儿说“我爱你”。
  • 接续:名+に対して/に対する+名。
  1. ~を通して(经由/通过)
  • 意义:借由某渠道/媒介。
  • 语感:书面感;强调“不是直接”。
  • 例句:父と娘は母を通して会話している。/父女通过母亲交流。
  • 接续:名+を通して(=を通じて)。
  1. ~ように(目的/目标)
  • 意义:为达到某目的而……;常接否定形或可能形。
  • 语感:带关照、祈愿色彩;也可用于「~ように言う/頼む」。
  • 例句:体を壊さないように腹巻きを渡した。/为了不着凉,把护腰递给了她。
  • 接续:動否定形/可能形+ように+動。
  1. ~みたい(だ/に/な)(比喻/推测/样态)
  • 意义:像……似的;看起来好像……。
  • 语感:口语,柔和、不断言。
  • 例句:昭和のお父さんみたいだね。/很像昭和时代的老父亲呢。
  • 接续:名/句+みたいだ;名+みたいな+名;動/形+みたいに。
  1. ~ながら(同时进行)
  • 意义:一边……一边……(同一主语)。
  • 语感:中性;可含“明知”时的轻微批评。
  • 例句:スマホを見ながらソファーで寝ている。/一边看手机一边躺沙发睡着。
  • 接续:動ます形去ます+ながら。
  1. ~てくれる/~てもらう/~てあげる(授受动词·受惠表达)
  • 意义:别人为我方做事(くれる);我从他人得到帮助(もらう);我为他人做事(あげる)。
  • 语感:体现立场与人际;くれる带感谢色。
  • 例句:母が小麦を部屋に連れてきてくれた。/妈妈把小麦带到我房间来了。
  • 接续:Vて+くれる/もらう/あげる。
  1. ~ておく(事先/保留状态)
  • 意义:预先做以备后用;或保持某状态。
  • 语感:计划性、体贴。
  • 例句:待ち合わせの前にコーヒーを買っておいてくれる。/对方会在碰面前先买好咖啡。
  • 接续:Vて+おく。
  1. ~たら(条件/偶然时点)
  • 意义:如果……;当……的时候(过去状况的发现)。
  • 语感:口语常用,条件感强。
  • 例句:家に帰ったら、ベッドが直っていた。/回到家才发现床已经修好了。
  • 接续:Vた/い形かった/ナ形だった/名だった+ら。
  1. ~わけではない(并非……;不等于……)
  • 意义:部分否定,纠正对方误解。
  • 语感:温和地“不是绝对/并非全部如此”。
  • 例句:仲が悪いわけじゃない。/并不是关系不好。
  • 接续:普通形+わけではない;名/ナ形+というわけではない。
  1. ~からこそ(正因为……才……)
  • 意义:强调真正理由。
  • 语感:强对比,强调“不是别的原因”。
  • 例句:娘を大切に思っているからこそ、行動で示す。/正因为在乎女儿,才通过行动表达。
  • 接续:普通形/名/ナ形+だからこそ。
  1. ~こそ(正是……才……)
  • 意义:焦点提示;突出主语/手段/时间等。
  • 语感:强烈强调、带“就是它”的味道。
  • 例句:行動こそが愛情表現だ。/正是行动才是爱意表达。
  • 接续:名+こそ。
  1. ~かもしれない(也许/说不定)
  • 意义:不确定推量,概率中低。
  • 语感:谨慎、不武断。
  • 例句:最近は違うかもしれない。/最近也许不一样了。
  • 接续:普通形+かもしれない(名/ナ形多省「だ」)。
  1. ~ぐらい/~くらい(程度/大约)
  • 意义:大约;……程度(有时含“至少/区区”的语气)。
  • 语感:口语常用,数词尤多。
  • 例句:娘は14〜16歳ぐらい。/女儿大约十四到十六岁。
  • 接续:数量词/名/动辞书形+ぐらい/くらい。
  1. ~という(名词化/定义/引用的正式形)
  • 意义:把前面内容名词化;正式地引用或给事物下定义。
  • 语感:比「って」更书面、更客观。
  • 例句:父が作っていたというのを知って、会話が戻った。/得知是父亲做的后,又聊起来了。
  • 接续:句子/名词+という(+名)。
  1. ~について(关于/就……)
  • 意义:就某主题进行说明、意见。
  • 语感:中性、常用。
  • 例句:日本人の愛情表現について話した。/谈了关于日本人的爱意表达。
  • 接续:名+について(+の+名)。
  1. ~ものだ/もんだ(一般常识/感慨)
  • 意义:表示一般性道理、习惯或感叹。
  • 语感:带回顾、感慨或“理应如此”的味道;口语多用「もんだ」。
  • 例句:大人になると、言葉より行動で示すものだ。/人成年后,更常用行动来表达。
  • 接续:普通形+ものだ/もんだ。

如果需要,我可以把这些语法做成一页式速查表(含更多例句与常见误用对照),或导出为 Anki/CSV。

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