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Ep140 【N2~】 このカタカナ語の意味わかる?

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报告生成时间:2025/10/05


文本

以下は、原文の内容を論理的に区切り、基本的な誤記のみ最小限で直した整形版です(意味は変えず、不要な増減はしていません)。


みなさん、こんにちは。日本語教師の山室です。日本語教師のきびです。

今日のテーマは「このカタカナ語の意味わかる?」です。日本語の中には、英語だけじゃなくてフランス語、ドイツ語、ロシア語などなどからいろいろな言葉が入ってきて、外来語と呼ばれている言葉がたくさんあります。それらの外来語を日本では、時々本来の意味とは違う使い方をしている時があります。言葉の意味を知らなかったら意味もわからないし、びっくりすることもあると思います。今回はそれらの語彙の意味も紹介しながら、少し雑談をしようと思います。

はい。ことの葉。一つ目の言葉は「リベンジする」です。「リベンジ」。この「リベンジ」は英語から来ているんだけど、英語の本来の意味は「復讐する」っていう意味だよね。うんうんうんうん。だから、すっごいなんかネガティブな、なんか戦うみたいな意味なんだけど、日本語ではどう使われている?

日本語では、前に負けた相手とか状況にもう一度チャレンジする、ちょっとポジティブなイメージだよね。そうなんだよね。「もう一回やろう」みたいな意味で使われてるよね。そうだね。「もう一回挑戦する」みたいなイメージだね。そうそうそうそう。

例えば、何かスポーツの試合で練習不足で試合に負けてしまったから、来年またリベンジしたいって言ったり。これ、もちろん例えば JLPT の N1 不合格だったから、次の JLPT またリベンジします。もう OK だよね。OK だね。これは使っても大丈夫です。他にはどんな使い方する?

あとはね、行きたかったカフェが行ったら閉まってたから、またリベンジしたい。うんうんうんうん。言うね。とかね。全然本来の英語の「復讐」の意味とは、これは全然違うよね。全然違うね。「もう一回行く」っていう。そうそうそうそう。やりたかったからね。やりたかったことができなかったから、もう一回やりたいっていう意味で使うんだよね。

すごい、でもこれはよく使うよね、日本人。「リベンジしよう」って私本当によく使う。なんかカフェもそうだし、「あ、パン屋閉まってた。また来週リベンジしよう」とかよく使う。うんうんうん。

これはさ、きびさんは今リベンジしたいと思っていることがある? ある。めちゃくちゃある。例えば? あのね、この前一人カラオケに行ったんだけど、うんうんうん。風邪をひいてたから喉の調子が悪くって、高い音の歌が歌えなくって、男性歌手の歌しか歌えなかったんだよ。あーそうなんだ。だから本当はヨアソビとか、はい、歌いたかったのに全然歌えなくって。ははははは。思ってた状況と違ったの。あ、ちょっと悔しかったんだ。そう、悔しかったんだ。悔しかった。元気になったからリベンジして、ちょっと「グレンゲ」歌いたいなと思ってる。「グレンゲ」って何? あの『鬼滅の刃』のテーマソング。そうなんだ。あれ難しくない? 「強く…」ってやつ。「なれる…」ってやつ。なんか、なんか聞いたことある気がする。そうそうそうそうそう。リベンジしたいと思ってます。

なるほどね。そうで、じゃあ二つ目の言葉が「コンプレックスを持つ」。はい。これは英語の「コンプレックス」から来ているんだけど、英語の意味は「複雑」っていう形容詞の意味なんだけど、日本語ではどういう意味で使われてる?

日本語では、自分の見た目とか性格について、ちょっと嫌だな、不満だなって思っていることだよね。そうだね。これ結構アニメとかね、漫画でよくこういうシチュエーションあるかもしれないけど、うん。例えば女の人が「自分は身長が高い。だからそれがコンプレックスだ。身長が高いことにコンプレックスを持っている。だからヒールの高い靴は絶対に履かない」とか使うよね。これ、反対に「身長が低いからコンプレックス」っていう人もいるよね。そうだね。

あとは例えば外見の話だったら、「足が太いっていうコンプレックス。自分は嫌だと思っているから、それを隠すためにいつも長いスカートを履いているんだ」とかね。うんうんうん。なんか時々さ、女の子同士の会話でさ、「なんかもう私コンプレックスだらけだから」とか言うよね。あー言うね。「これも嫌で、これも嫌で」みたいな。そうそう。言い方あるよね。確かに。「もう私のこの性格ほんとコンプレックス」とかよく言うよね。あーそうね。性格に使うこともあるよね。

「つい言わなくてもいいことを言っちゃうんだ。私、口が悪いのがほんとコンプレックスなんだよね」っていう言い方したりとかもするし、うんうんうん。なんかよくアニメだったら、そういう自分のコンプレックスを直すために頑張る主人公みたいなのもあるよね。あーよくあるね。うんうんうん。「コンプレックスだらけの主人公が、なぜか学年で一番モテる男の子から好かれる」とかね。そうね。よくある話だよね。よくある話だよね。

あと昔あったなんか漫画で『ラブコン』っていう漫画はまさにそういう漫画だったけど、知ってる? ラブコン。聞いたことあるけど読んだことない。読んだことない? なんか、背が高い女の子の小泉さんと、背が低い男の大谷くんがお互いに自分の身長にコンプレックスを持っていて、「自分の身長が嫌だ」ということだね。そう。自分の身長が高いからコンプレックスを持っている女の子小泉さんと、身長が低いことにコンプレックスを持っている大谷くんが、お互いに少しずつ惹かれ合って最後は恋人になるっていう話。ラブコン。ラブリーコンプレックス。20年ぐらい前の漫画です。

では次の言葉は、はい「アバウト」。これよく使うね。「アバウト」「アバウトでいいよ」とか、「そうそうそう。私アバウトだから」とか、「あの人本当アバウトだよね」とか使うんだけど、これも英語の「アバウト」から来ているんだけど、英語では「何々について」とか「大体」っていう意味で使うんだけど、英語では性格については使わないらしいんだけど、日本語の意味は?

これは性格の意味が多いよね。性格で使うこともあるね。細かいことを気にしない性格の時に「私アバウトな性格なんで」とか。うんうんうんうん。あと仕事とかで、細かく作業をしないで大体適当ですることを「アバウトでいいよ」とか「アバウトにしました」とか言うよね。そうそうそうそう。

例えば性格だったら、「なんか丁寧で細かくないっていう性格だから、例えば会社で飲み会があるっていう時に男の人がお店の予約をしないといけない。でもその男の人はアバウトの性格だから、飲み会の予約を30人でいいのに50人ってお店に言った」っていう時に、「あの人本当アバウトだよね。30人でいいのに50人って言ったらしいよ」っていう言い方をする。お店の人迷惑だよね。本当にね。「なんか20人の席どうすればいいの」って感じだよね。残っちゃうよって。

あと仕事ではどんな使い方をする? 仕事とか作業、業務で使う時は、「締め切りまでまだ時間があるから、書類は作るのアバウトでいいよ」とかで使うね。なんか「細かく作らなくていいよ」っていう意味だよね。「大体で」っていう。「丁寧にしなくていいよ。大体わかったらいいよ」みたいな時に「大体でいいよ」っていうよね。そうだね。これは別に会議の資料でみんなに配るわけじゃないよ、じゃないから。ただのメモだから「アバウトでいいよ」とかね。そうそうそうそう。言うよね。

これはさ、「アバウトの性格」っていう使い方を本当によく使うんだけど、うんうんうん。きびさんはさ、自分が「私ってアバウトの性格だな」って思う時はどんな時? えっとね、料理を作る時に全然調味料とか測ったりしないこと。「大さじ1」って書いてあるのに測らない。初めて作る料理とかなのに「大体このぐらいかな」。そうね。「醤油大さじ1って大体これぐらいだよね」入れる感じでアバウトな性格だよね。アバウト。

ヤマムはある? 私はね、なんかどこか新しいところに出かける時に、車のカーナビをセットしないで、なんか「大体北に向かったら着くかな」って思って、カーナビ使わないで走り始めてしまうとかはアバウトだなって思う。めんどくさいなと思って。適当だね。そうそう。なんとなく着くからさ、「まあいいか」って思う。アバウトです。適当だね。

次の言葉が「セレブ」。これは「セレブな人」っていう使い方をするんだけど、「な」形容詞だよね。うんうんうん。なんか本来の意味は「有名人」。英語とかフランス語から来てるのかな。本当の言語の意味は「有名人」っていう意味なんだけど、日本語では「有名人」っていう使い方をしないよね。そうだね。日本でよく使うのは「お金持ち」とか「贅沢な生活をしている人」のことを「セレブだね」とか、そうそうそう、言うよね。そうだね。

だから例えば「友達の実家はセレブだから、高校卒業の時に車とマンションを両親にもらった」って聞いたら「セレブだね」って言うよね。セレブだね。あとさ、「セレブなママは自分の子供にも高級ブランドの子供服を着せている」とかね。そうだよね。「セレブママ」って言うよね。そう。子供の服ってすぐ汚れちゃうし、すぐに成長して大きくなっちゃうから着る期間が短いのに、それでもブランドの靴下とかブランドの服とか着ている子供は「セレブなママだな」って思うね。そうだね。持ち物とかさ、自分の家族の道具とかが高いもの、いいものを着てたりすると「セレブだな」って思うよね。お金持ちだなって。

ヤマムの周りにセレブな友達とかいたりする? 私、高校の時の友達の両親が開業医だったんだけど、開業医って自分で病院を経営している医者だったんだけど、その友達は大学が東京に決まって、その後部屋を探しに東京へ行ったんだけど、お母さんと二人で東京に行って、地下鉄とか……全部タクシーで移動したって言ってた。

それは荷物が大きかったとか重かったとか? 荷物全く持ってないよ。セレブだね。なぜタクシー? そうなんだよね。しかも駅から遠い部屋とかじゃなくて、そういうの関係なく、東京駅に着いてすぐタクシーに乗って、東京の西側の方まで全部タクシーで移動したって言ってた。へー、すごい。

だってそれ、アパートの物件を探すときって一つだけ見ないでしょ。何個か見るじゃん。だから、その何個か見る間タクシーを待たせてるっていうことだよね。そう、待たせてて全部タクシーで移動して。すげー。めっちゃセレブだよね。で、私がその話を聞いて「え、なんでタクシーに乗ったの? タクシーの方が時間かかるじゃん」って私が言ったら、「え、だってタクシーの方が早いし楽でしょ?」って言ってて。いや、早くないし、まあ楽だけど、ん? みたいな。セレブだね。マジ、セレブの考え方わからんわって思って。お金持ちですね。セレブだね。タクシーなんかね、あんまり乗らないよね、日本で生活してたら。そうだね。

じゃあ次の言葉が「プチ」。ね。これは「プチ」っていうのはフランス語から来ているんだけど、「小さい・かわいい」っていう意味なんだよね、本来は。日本語ではどういう意味で使われてる? 日本語では本来のサイズよりも小さい、とか、あと「簡単な」っていう意味もあるかな。そうだね。まあ「小さい」っていう意味なんだけど、なんかもともとのサイズよりは小さいもの、簡単なものっていうのなんだけど、「イージー」の「簡単」ではないよね。ああ、そうね。

「プチギフト」ってよく言うよね。この「プチギフト」っていうのは、なんか高くて大きいギフトじゃなくて「簡単な・小さい」っていう意味だよね。そうだね。なんか誕生日に送るプレゼントではなくて、仕事でちょっとお世話になった人に送る小さいギフトっていう意味で「プチギフト」っていうのを使うよね。そうだね。

あと「1週間仕事を頑張った自分にプチご褒美でコンビニのケーキを買った」とかね。うんうんうん。「プチご褒美」も言うよね。うん。ちっちゃいご褒美っていう意味だよね。そうだね。「ご褒美」っていうのが、頑張った自分とか頑張った相手を褒めるためのプレゼントっていう意味なんだよね。うん。だからその「1週間仕事を頑張った自分に新しい高いバッグを買います」とかではなく、ふふふふふふ。そうそう。コンビニのちょっといつもより300円プラスぐらいのスイーツを買うとか、そんなイメージだよね。そうだね。そうそう。「簡単で手軽に買えるもの」みたいなイメージだよね。うんうんうん。

きびさんは最近自分に送ったプチご褒美がありますか? 私が最近自分に送ったプチご褒美は、いつもは安い100円ぐらいのアイスを買うんだけど、ハーゲンダッツのアイスを買って食べたことかな。ハハハハハ。ハーゲンダッツちょっと高いんだよね。ハーゲンダッツちょっと高い。300円とかぐらいする、400円ぐらいするから。しかも小さいしね。そうそうそうそう。小さいのに高いっていうので、そうそうそうそう。でも美味しいんだよね。プチご褒美。

山もある? 私はね、なんかいつもよりちょっとランニングを長い距離頑張ったぞっていう時は、コンビニへ行って、いつも飲むドリンクよりもちょっと高い、100円ぐらい高いドリンクを買うとかがプチご褒美。「頑張ったぞ私」みたいな。私たち全然セレブじゃないね。本当だね。コンビニの100円プラスでなんか自分へのご褒美とか言ってるからね。でも「プチ」ってそんな感じだよね。

なんか「プチご褒美でブランドのバッグ買ったの」って言われると、「じゃああなたの本来のご褒美ってどのレベル?」って思っちゃうよね。そうだね。「これでプチってどういうこと?」みたいな。なんか「いつも買ってるものよりちょっとだけ高いものを買う」みたいなのが「プチご褒美」とかの意味だね。そうなんだよね。

で、じゃあ今日は外来語として5つの言葉を紹介したんだけど、なんかこれらの言葉、今日紹介した言葉って日本人が日常生活の中で本当によく使うんだよね。よく使うね。なんか日本に住んでいるリスナーさんならすごく共感してくれると思うけど、結構日本人ってカタカナ語よく使うよね。いろんな。そうなんだよね。

で、しかもなんか日本人が外国の人と話すときって、うん、なんかカタカナ語の方が外国人には分かりやすいじゃないのかなって思って、わざわざカタカナ語を使うときもあるんだよ。「マッチした」とかね。そうそうそう。「車レンタルした」とか言ったりね。でもそれらのカタカナ語を多くの日本人は英語だと思って、しかもこの英語は正しい意味で使っていると思って使っていることもあるんだよね。しかもなんかその「みんな外国人は英語が分かる」と思っていたりね。そうそうそうそう。しかもなんか今日ね紹介した「プチ」とかさ、本来はフランス語だったけどね。フランス語だったらね。フランス語だったらね。フランス語だったらね。そうなんだけど、日本人は英語だと思って「プチだよ、プチ。ほらプチ」とか言って、外国人は「うーん」って思ってしまったりとか、伝わらないっていう時もあるよね。

「あ、じゃあミニとかね」。そうそうそうそう。「プチじゃないならミニ」みたいな。「小さい」って言えばすぐ分かるのに、わざわざカタカナ語を使ってしまっている。ねー、あるよね。で、今回みたいに日本人が使う外来語って本来の意味と変わっているものもあるから、逆に外国人には分かりにくいっていうこともあるんだよね。そうだね。

だからカタカナ語を聞いて意味が分からないなって思った時は、全然恥ずかしがらないで意味を聞いてみたらいいと思います。そうですね。そこで多分日本人も「あ、これって英語じゃないんだ」とか、「あ、この言葉って伝わらないんだ。気をつけよ」みたいな学びがあると思います。うん。お互いね、学びがあっていいね。そうですね。

单词

下面是按“N2及以上”难度筛出的重点词汇清单。每条给出读法、在本段语境中的中文解释;对较复杂/多义的词,补了简短例句与其他常见义。



外来语(本段重点)的日式用法

语法

下面整理的是该播客文本中实际出现、且符合「N3 及以上」或「日常中常用」的语法要点。每条含:意义、语感、例句(1–2 个,附中文)、接续方式。


  1. ~とか(…とか)(列举举例)
  1. ~って(引用・话题提示)
  1. ~っていうN/~というN(定义・说明)
  1. ~みたい(だ)/~みたいな/~みたいに(比况・样态)
  1. ~のに(逆接)
  1. ~たら(条件・既然就)
  1. ~しか~ない(限定)
  1. ~だらけ(满是~/尽是~)
  1. ~ために(目的)
  1. ~てしまう/~ちゃう(完了・遗憾)
  1. ~かもしれない(可能性)
  1. ~らしい(传闻・推测特征)
  1. ~たり~たりする(列举动作)
  1. ~わけではない/~というわけではない(并非…)
  1. ~てもらう(受益表达)
  1. (N)に関係なく/関係なく(不论…/无关)
  1. ~なくて(原因・并列的て形否定)
  1. ~てもいい(许可)

需要我把这些语法做成对照练习题或卡片版(含例句填空/辨析)吗?